転職したいけど何がしたいかわからないとき|「辞めたい理由」を次の職場の条件に変える方法

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今の仕事を続けるのはつらい。でも、次に何をしたいか聞かれると答えられない。求人を見ても、どれが自分に合うのか分からなくなる。そんな状態なら、最初から「やりたい職種」を決めなくても大丈夫です。

まずは、今の職場で何がつらいのかを、次に確認したい働き方の条件に言い換えることから始めてみてください。転職するか、今の職場で調整するかを決める材料にもなります。この記事では、紙かスマートフォンのメモだけでできる整理法と、無料で使える相談先を紹介します。

「何がしたいか」の前に、「何を変えたいか」を具体的にする

「仕事が合わない」という一言の中には、仕事内容、勤務時間、評価のされ方、人間関係など、別々の困りごとが混ざっていることがあります。ここを分けないまま求人を眺めると、条件のよさそうな仕事を見つけても、自分の悩みが解消するか判断しにくくなります。

最近「辞めたい」と感じた場面を一つ思い出し、次の形で書いてみましょう。

いつ・何が起きた? → その場面で何が負担だった? → 次の職場では何を確認したい?

たとえば、仮の例として「退勤直前に急な依頼が続く」なら、負担は「予定を立てにくいこと」かもしれません。その場合、「残業がない仕事」という広い条件だけでなく、「急な依頼がどれくらいあるか」「業務の分担を誰が決めるか」を面接や求人票で確かめる、という問いにできます。これは特定の職種を勧める例ではありません。

5つの問いで、次の一歩を整理する

すべてを一度に埋める必要はありません。答えられるところから一行ずつ書き、空欄は「まだ分からない」と残してください。

  1. 困った場面は? 「仕事が嫌」ではなく、直近の具体的な出来事を一つ書く。
  2. 何が負担だった? 仕事内容、時間、場所、収入、評価、人間関係などに分ける。推測と確認済みの事実も分ける。
  3. 残したいものは? 今の仕事や生活で、できれば続けたいことを一つ書く。
  4. 次に確かめたい条件は? 負担を減らすため、求人票や面接で確認できる質問にする。「絶対に必要」「できれば欲しい」に分ける。
  5. まだ決められないことは? 職種、転職時期、収入の下限など、調べたり相談したりしてから決める項目を残す。

メモの完成形は、立派な自己分析シートでなくて構いません。たとえば「今のままでは勤務時間が読めず困る。次は残業の実態を確認したい。仕事内容そのものは続けたい」のように、困りごと・残したいこと・確認したいことが一文になれば、次の行動を選びやすくなります。

転職を決める前に、無料でできること

条件が見えたら、すぐに応募する以外にも選択肢があります。

  • 今の職場で変えられるか調べる。 業務の割り振りや勤務時間が悩みなら、相談できる相手や社内制度を確認する。相談しづらい事情がある場合は、無理に職場へ伝える必要はありません。
  • 別の職業を調べる。 厚生労働省の職業情報提供サイト job tagには、職業情報、自己診断ツール、キャリア分析があります。診断結果は職業との適合を保証するものではないため、候補を広げる参考として使いましょう。
  • 考えを人に話して整理する。 厚生労働省のマイジョブ・カードでは、求職者・在職者向けにジョブ・カードを使った無料のキャリアコンサルティングを案内しています。相談先や予約方法は公式ページで確認できます。

疲れが強く、整理や応募に取りかかれないときは、まず休息や身近な相談先を優先しても構いません。転職の判断を急ぐためのチェックリストではありません。

求人や相談サービスを使うなら、条件を「質問」にして持っていく

自分で整理しても職種や働き方を選べないときは、求人サイト、公的な相談窓口、民間の転職相談サービスなどで情報を集める方法があります。民間サービスは対象年齢・地域・学歴・支援内容がそれぞれ異なります。登録前に公式案内で対象と利用方法を確認し、紹介された求人も自分の「必要な条件」に照らして判断してください。

相談では「私に向いている仕事は何ですか」とだけ聞くより、次のように伝えると確認したいことが明確になります。

「今の仕事では○○が負担です。一方で△△は続けたいです。□□という条件を満たす働き方や職場はありますか。求人票にない点はどう確認できますか」

答えがその場で出なくても、何を調べれば判断できるかが分かれば前進です。紹介や診断の結果だけで入社を決めず、仕事内容、勤務条件、費用の有無などを自分でも確かめてください。

次の職種を決める前に、求人を見る物差しを持つ

「何をしたいか」がまだ分からなくても、「何がつらいか」「何は残したいか」「次は何を確かめるか」は書き始められます。一つの困った場面を質問に変えれば、気になる求人を二つ見たときも、職種名の印象だけでなく自分に必要な条件で比べられます。そのメモを持って、現職での調整を相談するか、別の職場を調べるか選んでください。

コメント

“転職したいけど何がしたいかわからないとき|「辞めたい理由」を次の職場の条件に変える方法” への1件のフィードバック

  1. […] 休み以外の希望も整理したい場合は、「辞めたい理由」を次の職場の条件に変える方法も参考にしてください。 […]

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